学生期間はオタ活を十分に満喫できる、オタクにとって最高の期間!
しかし、気づけば大学4年生。
国家試験のために、オタ活を我慢したほうがいいのかな、と悩んでいませんか?
実は、ポイントさえおさえれば、オタ活を我慢しなくても国家試験に受かります。
前回は、オタ活を我慢しなくても国試に受かるスケジュールやポイントを紹介しました。

この記事では、具体的な勉強法を紹介します!
この勉強法を1年続けたおかげで、オタ活を我慢しなくても模試成績は6.5割をキープ、国試本番では8割もとることができました。(管理栄養士国家試験は点数6割以上で合格)
この記事を読み終えると、オタ活も国試も両立することができます。
過去問を解く

国家試験に合格するために一番重要なことは、過去問を解くことです。
過去問を解く理由は、以下の2点です。
- 問題の傾向をつかむ
- 自分の苦手をつかむ
問題の傾向をつかむ
何かに勝負するとき、「どんな相手だろう?」と考えますよね。
相手を知って、分析したうえで勝負するのが近道です。
国家試験も同じで、
- どんな問題の出し方か
- どんな問題が出やすいのか
相手を知ることが大事です。
過去問を解いて傾向をつかみましょう。
傾向をつかむには、5年分を解くのがベストです。
管理栄養士の方は、こちらの問題集がおすすめ!
※今年の国家試験問題が載った2022年版は、おそらく6月ごろに発売されます。
しかし、発売まで何もしないわけにはいかないので、過去問題集は購入しましょう。
自分の苦手をつかむ
相手の傾向を知っても、自分の得意・不得意を知らないとどんな勝負にも勝つことはできませんよね。
自分の苦手をつかみましょう。
自分の苦手をつかむ方法の一つとして実践していたのは、問題を解いた後どの程度できたか印をつけることです。
やり方はとても簡単で、以下の通りにするだけです。
- 問題を解く
- どの程度できたか自分で評価(◎、〇、△、×)をする
- 評価のしるしを問題番号の近くに着ける
ここでのポイントは、評価の仕方です。
- ◎:よくできた
- 〇:まあまあできた
- △:あまりわからなかった
- ×:全くできなかった
この4つでざっくりと評価をしていましたが、自分の中で基準を明確に決めることが重要です。
私の基準は、以下のように決めていました。
- ◎:よくできた:理由まで完全に説明できて正解した
- 〇:まあまあできた:理由はわからなかったが正解した
- △:あまりわからなかった:一部説明できたのもあったが不正解だった
- ×:全くできなかった:何も説明できず不正解だった
ここの基準があいまいだと、印をつける意味がありません。
評価はざっくりで良いですが、基準は明確にして自分の分析に役立てましょう。
おすすめサイクル
国家試験の勉強をするにあたって、おすすめのサイクルは以下の通りです。
アウトプット→インプット→アウトプット…
- 過去問を解く
- 間違えたところを参考書で確認
- なんで間違えたのか理解or暗記
- 同じような問題を解く
アウトプットとインプットを繰り返すことが重要!
メンタリストDaiGO式勉強法
ここからは、メンタリストDaiGoさんの勉強法の中で国家試験の勉強にも利用できることを一部紹介していきたいと思います。
こちらの本は、科学的根拠を基に勉強法を紹介しているので説得力があり、とてもおすすめです。
勉強で大事なのは、想起と再言語化。
想起:思い出すこと
再言語化:自分の言葉に置き換えること
この2つを使って簡単に勉強ができる、具体的な方法を紹介します!
(詳しい説明と根拠が知りたい方は、メンタリストDaiGoさんの超効率勉強法を読んでください。)

想起:クイズ化する

覚えたい情報をクイズにして、自分の記憶度をテストしてみる方法のことです。
”問題集をやる”というのもクイズ化の一つですが、この本では”自分でクイズ化する”ことを紹介しています。
クイズ化簡単ステップ
- テキストを1ページだけ読む
- 本を閉じる
- 何が書いてあったかを思い出す
「想起」の回数が多いほど記憶に残りやすいそうなので、基礎的なテキストを読むときほど細かいクイズ化を心がけることがポイントです。
また、自分だけのまとめノートを作っている方も、これを応用して勉強できます。
クイズ化ノート術
- テキストを読む
- まとめたいところがあったら本を閉じる
- 内容を思い出しながらノートに書く
テキストを見ながらノートをとっても、脳に情報は定着しません。
読み取った情報を頭の中で思い出しつつ、ノートに書き出すのが重要なポイントです。
テストも代表的なクイズ化の例で、毎日のように行うべきとのこと。
お気に入りの問題集や過去問をやりこむのが一般的で、効果はありますがこの本では「自分でテストの問題を作る」ことをおすすめしています。
自分でテストの問題を作る
- 勉強中に、覚えたいところがあったら本を閉じる
- 内容を思い出しながら、クイズに変換する
- ノートに答えを書く
- 答えを書いたページを折り、折り返し部分に問題を書く
自分が続けられそうな勉強法に挑戦してみましょう。
再言語化:①自己解説

勉強で学んだ内容について、自問自答を繰り返しつつ理解を深めていく方法です。
自己解説 簡単ステップ
- 学びたいことをリスト化する
- 「WHY」と「HOW]で自分に質問する
- 答えを書き出して確認テストをする
例えば「血圧が上がる仕組みを理解する」というテーマだと、下記のようになります。
「血圧はどうやって調節されるんだっけ?(HOW)…レニン=アンジオテンシン系で調節されるんだったよな……あれ、そもそもなんで血圧が上がるんだっけ?(WHY)……血中ナトリウムが減って浸透圧で……」
少し掘り下げ方を省いていますが、自分の理解力に合わせてもっと掘り下げましょう。
自分で作った質問に自分で答えていき、その間に新たな疑問がわいたら、また別の質問をつなげていきます。
再言語化:②ティーチング

勉強した内容を他人に説明してみる方法です。
「教える相手なんて、すぐに見つからない…」と思った方も、安心してください。
”他の友人に教えなければいけない”と思い込んで勉強するだけでも効果はあります。
この勉強法をする上でおすすめなのが、「10歳児教授法」。
名前の通り、「この問題を10歳の子どもに伝えるにはどうすればいいだろう?」と考えてみるテクニックです。
10歳の子どもに分かりやすく説明するのは難しい作業ですが、効果は高く、理解が難しい問題でもポイントが頭に入るようになります。
また、教える対象が人でなくても、ぬいぐるみやペットでも効果があります。
(この勉強法のポイントは、声に出すことです)
人に教える勉強法をまとめると、以下の4つです。
- 勉強した内容を他人に説明してみる
- 他人に教えるつもりで勉強する
- 10歳児に説明するつもりで勉強する
- ぬいぐるみやペットを人と見立てて教える
実際に国家試験を勉強していた時、人に教えたことは頭の中に不思議と入っていることを実感しました。
自分の中で完全に理解していないと人に説明できません。
人に教える勉強法は、特におすすめです!
今回はメンタリストDaiGo式勉強法を3つ紹介しましたが、ほかにも実践しがいのある方法が載っています。
読んで損はない本なので、おすすめです◎
まとめ
オタ活を続けながら国家試験に合格する勉強法は、以下の4つです。
過去問を解く
クイズ化する
自分に質問する
人に教える(つもりでも◎)
オタ活も自分の夢も両方手に入れたい!という一心で、勉強は早めに手を出しました。
まだ4年生ではないあなたは、ラッキーです!
普段の定期テストをこの方法で勉強しましょう。
後々、すごく楽に勉強できます。
いま4年生でこれを見ているあなた、今ならまだ間に合います!
国家試験の勉強は、早くから効率よく取り組んだもん勝ちです。
夢に向かって頑張るオタクに幸あれ!